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写真はホトトギスとノゲイトウだ。
経済評論家の森永卓郎がガンの闘病生活を克明にネットで報告している。
彼の経済についての論評には全く関心がないが、ステージ4のすい臓がんについては、関心がありフォローしている。
毎月、100万円の投薬費用がかかるとのことだ。67歳といえば、まだまだこれからだ。
私は、いいのか悪いのか分からないが、何でもすぐに感情移入してしまう性癖がある。
つい、10年位前までは、賀茂川の橋の下にホームレスが大勢いた。散歩に行くたびに、彼らの生活をつぶさに観察しながら、俺も一つ間違っていれば、ここで生活していたかもしれない、と思いをめぐらせたものだ。
だから、森永卓郎が膵臓癌におかされたというニュースを聞くと、すぐに自分がそうなったら、どういうことになるのか、と思いをめぐらせてしまうことになる。
この間も、昔の同僚で京大医学部卒の医者で、介護老人施設の理事長をしている友人と話したが、彼は「認知症など他人事と考えちゃ駄目ですよ。将来の貴方の姿として考えたほうがいいですよ」という言葉は説得力をもって心に響いたものだ。
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