みんなの広場「こころのパレット」

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空気のように 引用
池見隆雄 2008/10/26(日)20:31:42 No.20081026202119 削除
B「『やまびこ山荘』が、閉鎖になるかもしれないんだって?」
A「今度の秋の3泊グループが、そこでの最後になるかもしれん」。
B「最初はいつだった?」
A「たしか平成5年の春だったと思う。『やまびこ』へ行く途中の桜並木が、満開だったのを覚えているよ」。
C「Aさん、だいぶショックじゃない?」
A「便利で、安価で、自然環境に恵まれていて、料理、温泉もよしという施設は、他になかなか見つけられないだろうけれど」。
                                 (続く)
返信(3)を読む 最新返信日:2008/10/28(火)14:34:35

幸せのおすそわけ 引用
池見隆雄 2008/10/21(火)20:54:27 No.20081021201037 削除
日曜日、なじみのケーキ屋のタルト・タタンを食べ始めたところで、ケーキ好きの長女の顔が思い浮かぶ。
「マキへ、<幸せのおすそわけ>と書いて、写メールしてくれん」と妻へ頼む。長女は東京在、また、私は、ケータイを持っていない。
大写しのケーキの写メールへ対し、先方から電話が入る。
「お父さんが、幸せのおすそわけなんて言えんように、口をつねっといて」と伝言されたとのこと。
なぜ長女は幸せになれないんだろう、と私はふしぎに思う。
返信(1)を読む 最新返信日:2008/10/24(金)14:02:52

してあげられること 引用
池見隆雄 2008/10/15(水)22:45:01 No.20081015223606 削除
A「家族が心なり、からだなり病んでいる人は、何かと大変だろうと思う。もちろん、ご当人も辛いわけだけれども」。
B「知り合いの中に?」
A「何人かね。話を聴いてあげられれば、そのときは幾らか元気を回復されるけれど」。
B「一時的でしかない?」
A「僕がしてあげられることは、それくらいだと分かっているんだが、もっと元気が持続するとか、おうちの方も元気になられればなーとつい・・・」。
B「そうなれば、君も嬉しい?」

               (続く)
返信(3)を読む 最新返信日:2008/10/21(火)22:49:50

無題 引用
ぴー 2008/10/10(金)14:31:58 No.20081010143055 削除
なぜでしょう。
久しぶりにこちらを訪ね、さかのぼり5ページくらいを読みました。
こころが少し軽くなり、やさしい気持ちが少しでてきました。
なぜかしら。

プレゼント 引用
池見隆雄 2008/10/7(火)16:04:03 No.20081007155408 削除
B「9月20日、21日に、協会事務局を会場にして、何か研修会を開いたんだろう?」
A「8回目の大須賀先生を語り手とするエンカウンター・グループをね。皆で18名が、膝を寄せ集めるようにして講師のお話を伺い、また語り合うというぐあい。
その初めに世話人の僕が、『大須賀先生と私の母が同じ歳で(ー母も毎回この研修に参加しているんだが)、ついでながら21日が私の誕生日です』と挨拶の中で述べると、手を叩いて祝福してくれる人もあった」。
C「Aさん、幾つになったの?」

              (続く)
返信(2)を読む 最新返信日:2008/10/9(木)05:35:54

泥の深さ 引用
池見隆雄 2008/10/4(土)00:07:40 No.20081003235332 削除
A「この頃、心の底に、泥のようなものがたまって、持てあましている」。
B「君もかい?」
A「そういう君も?」
C「泥よりしっくりの言葉ないの?」
A「・・・業(ごう)なんて、どうだろう?」
B「いやそれは、自分の負うべきものを、運命がなにかに転嫁するようじゃないか」
A「そうか、泥であっても、私自身にちがいない」
C「・・・泥ねー。その言葉でもまあいいか」

          (続く)
返信(1)を読む 最新返信日:2008/10/5(日)08:37:21

無心 引用
池見隆雄 2008/10/1(水)09:35:25 No.20081001092713 削除
A「きのう、長女母子が、主人に伴われて、東京へ戻っていった」。
B「寂しくなったね」。
A「いや僕の方は大した関わりでもなかったんでそうでもないが、家内はだいぶね。『胸のところに、ぽっかり穴が開いたみたい』とか」。
B「見送りに行ったのかい?」
A「僕の母ともども空港まで・・・僕は混雑するところが大の苦手でね、でも、今回の最後のお務めだと思って」。
B「おじいちゃんとしてのね」。

                 (続く)
返信(1)を読む 最新返信日:2008/10/1(水)20:59:47

引用
池見 2008/9/26(金)12:53:23 No.20080926124540 削除
C「わたし、中学生のときに、海で死んでたかもしれない」。
A「溺れたけど、助かったということ?」
C「いえ、溺れていたら、確実に死んだと思う」。
B「よかったら、もう少し詳しく話してくれないか」。
C「聴いてくれる?」
A、B、うなずく
C「その海は、波打際からあるていど入って行くと、突然深くなるの。ちょうど、崖っぷちみたいになってるわけ。
 わたしは従妹とその辺でバチャバチャやってたんだけど・・・」

                  (続く)
返信(2)を読む 最新返信日:2008/9/30(火)09:49:21

自己表現 引用
池見隆雄 2008/9/19(金)20:05:37 No.20080919194827 削除
B「小学2年のときだったな、下校しようとしていると、目の前で1年の男子がつかみ合いのけんかを始めた。僕は、2人の間に入って、止めようとした。ところが、一方の子が、僕に殴りかかってきたわけ」。
A「いわゆる巻きぞえだ」。
B「僕は手が早かったから、ふつうならカッとなって殴り返してたと思うんだけど、その子らと同じクラスの妹を連れていたんでね」。
C「みっともないまねは、できないって思った?」
B「うちでは妹によく八つ当たりしてたくせに、人前では兄貴ぶってたから」。
          
                     (続く)
返信(2)を読む 最新返信日:2008/9/25(木)10:26:54

葉っぱ 引用
池見隆雄 2008/9/16(火)20:19:42 No.20080916201251 削除
ある方が送って下さったブドウの箱詰めには、T字形の立派な葉っぱも一枚、添えられていました。
箱の中味は妻に示して
「これはきっと種なしだよ」と言うと、
「この粒の大きさで種なしなんて、幸せなことね」。
そして葉っぱをつとつまみ上げると、楽園を追われたイブの真似をしました(はだかのイブは、葉っぱで身体の一部を隠しました)。
「あ、でもあれは、イチジクの葉だったね」。
私はしばらく、開いた口が、ふさがりませんでした。
返信(2)を読む 最新返信日:2008/9/18(木)21:06:33

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