今年は苦手な草花を根気よく観察した結果、草花の寿命は意外と短いものだと実感した。そのような中で、姫女苑だけは、他の草花に比べて4倍くらい生きているのが分かった。とにかく、今年の雪解けの頃から今も咲いているんだから。写真1は道路の端のわずかな空間を見つけて咲いている姫女苑、写真2は砂利だけの荒れ地の姫女苑、写真3は急な法面の転げ落ちそうなところの姫女苑、写真4は日当たりの悪い林の奥の姫女苑だ。
結局、姫女苑は地面や日当たりにあまり左右されないで、咲いていけるしぶとい花なんだということが分かった。姫女苑は別名「貧乏草」とも呼ばれるが、それはこのようにしぶとい生き様をするだけでなく、どこにでも咲いていて真っ白で可愛いから、家に持ち帰って小瓶に飾っておいても心が休まるということらしい。
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