片岡鶴太郎が幻冬舎から本を出したが、彼の云っているように、「老いては人生をあまりなく楽しもう」という発想には共感を覚える。
夜6時に寝て午後11時に起き、5時間ほどヨガをして2-3時間かけて食事をとるという生活らしいが、彼の性格は自己中心の典型で、普通の人間の生活とは程遠い。
子供が3人いて、還暦になったのを機会に離婚というのも、並みの人間の心情ではない。
しかし、常に体を「飢えの状態」に保ち、自分のやりたいことを享受しているのは、医学的には理にかなった生活態度であることは、間違いない。
同窓会などに出席すると、人は皆卑しく飲み食いしているのが世の常だが(とくに酒の飲み方は尋常ではない)片岡鶴太郎は常人と真逆の生活だ。飢えを楽しんでいる。交通事故にあわなければ、恐らく100歳を超えて長生きすることは間違いないだろう。
今日、いつもの八百屋にいくと、「タモギダケ」をたくさん売っていた。冷凍庫はすでに満杯だが、5-6個購入した。タモギダケは抗酸化物質である「エルゴチオネイン」を大量に含んでいる。最近、認可された認知症の薬(ほとんど効果は期待できない)など比べ物にならない効果がある、と信じている。
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