暑い暑いといいながら、ようやくひと頃の暑さも峠を越したようだ。健気に朝顔が毎朝花をつけてくれるので、美味しい珈琲をすすりながら、朝のひと時を楽しんでいる。
先日、家の目の前で、大雨に会い、30分ほど雨宿りを余儀なくされた。
夏の日の夕立だが、中学時代にテニスをしていて、激しい雨にあい、(丸高の生徒会長をしていた)井上君がずぶぬれになって、着ていたものを乾かした昔のことを思い出した。
70年も前のことを鮮明に思い出すのは、やはり大分ボケがきているということかもしれない。故人になったが、1年先輩の俣野さんもテニスの練習につきあってくれた。理屈の多い人だった。
お城の正門前に、小汚い氷屋があって、練習後のかき氷の美味しさは忘れない。たしか、店主は、台湾からの引揚者だった。かき氷を食べながら、台湾独立の話を聞かされたのを覚えている。
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