「チャノキ(茶の木、学名 Camellia sinensi ,英名 Tea plant )」 ツバキ科ツバキ属の常緑樹。 茶の木
または茶樹とも記され、単にチャ(茶)と呼ぶこともある 加工した葉(茶葉)や茎から湯・水で抽出した茶が飲用さる。
原産地はインド、ベトナム、中国西南部とされるが詳細は不明。 広まったのは中国からと言われ、漢名(中国植物名)
は「茶(ちゃ)」。 和名「チャノキ」の語源は、中国大陸から茶が渡
来した時に、漢名の「茶」を音読みしたことに由来。 日本には、奈良〜平安時代に中国から渡来、貴族や僧侶だ
けが飲む特別な飲み物であり、薬でもあった。 鎌倉時代の禅僧によって新芽を摘んで日本茶にする喫茶の文化が
普及した(栄西が初めて日本に茶の製法や喫茶法を持込み、一般に広がり、「茶祖」と呼ばれる)。
中国や日本の茶畑で栽培されるものは、通常1m前後に刈り込まれるが、野生では2mに達する。 花期は晩秋(10〜
12初旬)、白い5弁の花が咲く。 花芽は夏頃に見られ、丸くて柄があり、ほぼ下向きにつく。
花は新枝の途中から一つずつ咲く、短い柄でぶら下がるように下を向く。径2-3p、多数の雄しべが付き、椿の花に似
るが花弁を抱え込むように丸っこく開く。 花言葉‥「追憶」「純愛」「謙遜」。
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