霜が降り氷も張るような寒さが続きます。
しかし、能登半島の被害報道を見る度に、讃岐は大変住み良い環境に恵まれていることを気付かされます。明るい日差し
の庭で、「満月蝋梅」が咲いていました。
ロウバイ(臘梅 英名 winter sweet) ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木。中国原産、渡来は、江戸時代 1〜2月の寒い
時期に柔らかい黄色の花を咲かせる。香りが良く臘のような半透明の質感が魅力。
雪中四友(せきちゅうしゅう、臘梅・玉梅(白梅の花)・茶梅(山茶花)・水仙)と呼ばれる雪の中で咲く四つの花の一つ。
名前の由来は諸説あり。中国名「臘梅(ラーメイ)」を日本語読みした。 花の質感が臘でコーティングしたようで蜜臘
(みつろう)を連想させるから。開花時期が「臘月(ろうげつ)」と呼ばれる大陰暦12月の頃で、梅と同じ時期に、同じよう
に香り良い花を咲かせることにちなみに、「梅」が名前についた。但し、梅はバラ科サクラ属で、全く異なる植物。
ロウバイには三品種がある・素心臘梅(ソシンロウバイ): 臘梅の定番品種、全体が黄色で、他の品種に比べて香りが強
い ・満月臘梅(マンゲツロウバイ):他の品種より花が大きめで花弁が丸目。早咲きで花色が濃い。素心臘梅の変種。 ・
和臘梅(ワロウバイ): 臘梅の基本種で、花の中心が暗い赤紫色で花弁は細め。
花言葉‥「慈愛」‥寒い冬、臘梅の花が心に優しく寄り添ってくれるような 花であることから。
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