料理をするものにとって、大切なことは何と云っても経験に基づくノウハウだろう。そのノウハウは、通常は料理人にとっては秘密事項で教えない筈だ。
ところが、最近のYouTubeをみると、世間の料理人は惜しげもなくそのノウハウを提供している。
私が気に入っているのは、韓国人のコウケンテツだ。彼は微に入り細に入り貴重なノウハウを教えてくれる。人種や国籍に関係なくファンにならざるを得ない。
例えば、最近覚えたことでは、焼きそばは「そば」を両面時間をかけて焼くことだ。彼が云うようにそれでこそ「焼きそば」だ。
話は変わるが、人間死に際と云うのは、つくづく大切だね。最近亡くなった小澤征爾もその一人だ。昨年のコンサートでの彼の姿をみて、誰しも哀れを覚えたことだろう。彼の場合、娘と息子が仲たがいして、死ぬ間際までベッドで寝ている彼を挟んで、娘と息子が言い争いをしていたそうだ。俳優の息子と奥さんは早くから引退を望んでいたそうだ。それに、相続財産30億円も絡んで、小澤家は、阿鼻叫喚の世界だ。
世界を見渡すと、フランスのアランドロンも息子と娘がその遺産をめぐって血みどろの争いとなっている。
ドロンと親しい友人がいるが、彼によると現在、ドロンは認知症を患いパリの郊外にあるお城のような家で暮らしているとのこと。彼の趣味は、ピストルを撃つことだそうで、最近そのお城から70丁の拳銃が発見され、警察の手入れを受けたとのこと。
往年の名優だから、有り余る財産があるそうだ。かつては、税金逃れでスイスに在住していたようだ。
お金はなくても、困るが、必要以上のものはあっても高齢者にとっては、役に立たない。
エコノミストの森永卓郎も、これまであまりほうれん草を食べてこなかったのかなあ。膵臓癌のステージ4を売り物に毎日ブログに投稿しているが。
再び、(財津一郎の声色で)あのピアノのコマーシャルを想いだして。
「お野菜万歳!」「健康に非常ーーーによろしいいいい!」
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