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一度この養殖池の鯉をレポートしたが、雪解けの頃になった養殖池だ。1ヶ月ほど前にこの池のオーナーに出会って教えて貰ったが、雪解けの頃の水は冷たくて鯉が病気がちになるので、雪解けの頃は鯉を暖かい池に移すというのが例年なのだが、今年は試しに移さないという事らしい。
殆ど毎日この養殖池を見ているが、確かに金色の鯉も泳いでいて、鯉全体は他の池に移動していないようだ。
しかし鯉をよく見ていると、写真のように何故か池の水の出口付近に群れて集まっているのだ。一方の水の流入口付近を見てみると、鯉はいなかった。
不思議に思って考えてみたが、合点がいった。きっと流入口の辺りは水が冷たいのではないか。一方で、水の出口付近が池の中では一番暖かいのではないか。鯉にとっては、やはり雪解け水は冷たいのに違いない。
池のオーナーに今後会う機会があったら、この点を伺ってみたい。
この後は、もっと春が進んだ時、池の鯉が病気にかかっていないかどうかだ。金色の鯉がモニターになってくれるだろう。
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