翠嵐6期生憩いの広場

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『人類はできそこないである』を読む(2)
by かおる at 2023/6/20(火) 12:29:13 No.20230620114010  削除コメント

我々は700万年をかけてできそこないになった。かなりショッキングな表紙の言葉である。本の先を読んでみた。人類は地球上で一番進歩

した生物のように考えている人が多いだろう。しかし、人類の足跡を振り返ってみれば生存に有利と思われそうな機能を失って今の姿になっ

ているのだ。例えば直立二足歩行になった経緯をみてみよう。人類の祖先が地上で直立二足歩行をするようになったのは気候変動で森林が

減少し、草原で暮らさざるを得なくなったからというサバンナ仮説は殆ど支持されていません。人類の祖先は森に住んでいた時から直立二足

歩行をしていたことが分かってきました。面白い説があります。「両手を使いやすいから有利だった」という考え方です。直立歩行をすると

必然的に両手が自由に使えるようになります。これにより多くの食物を抱えて移動できるようになり、効率的に食料を確保できます。オスが

メスの気を引くために、よりたくさんの食料をプレゼントしようとして二足歩行になったとする「プレゼント仮説」があります。メスに気に

入ってもらえればオスは交尾のチャンスを得ることができ、二足歩行をするオスが多くのメスと交尾すればその子供世代以降二足歩行が増え

ていくという理屈です。あるいは、子育てをしているメスのところに食料を運ぶためにオスが二足歩行をするようになった。とする「子育て

仮説」もあります。

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