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朝、名鉄撮影で時間を調整し、県警へ。三菱GTOの見学をする。
一度はダメかと諦めたものなので、とてもうれしい。延命で奇跡的に撮ることができた。たまには良いこともある。
午後は、予約していた三菱重工「秋水」の見学に行く。ただここは撮影ができない。ひたすら目に焼き付けた。可能時間いっぱいまで資料や機体を眺めていたら、すでに私だけになっていた。職員のお姉さんに「そろそろ、閉館なんです。」と促され、「あと5分ほど最後に見られますか？」と優しいお言葉に甘えて、じっと機体を見つめる。
撮影できないことには、職員に食ってかかる人が多いそうで、「ほんとうに怖いんです。」とおっしゃる。怒る人の気持ちもわかるが、筋違いで情けないことだなと思った。展示してある資料は、技術屋でない私には難しすぎるものばかりであったが、貴重なものばかりであった。必死に読んでみると、少しずつ当時の開発者の思いが伝わってくる。面白かった。点による理解が、少しずつつながり、線とは言えないが、気持ちの良い理解ができた。いつか自分の手で撮影できる日が来ることを祈ってますと、展示館を後にした。
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