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いよいよ春が本格的になってきたが、山間部は一様に春とは言えない。
写真1を見れば一目瞭然、山の下部は完全に雪が解けているが、200m程度の僅かな標高差で山の上層部ではまだスキーが出来るのではと思わせる程に雪が残っている。
中腹に見えるホテルはこのところ連日灯りが消えている。桜の便りが届くのとスキー場の終わりとが一致していて、この時期はホテルは惨憺たる状況らしい。
写真2では、大きな木の切り株が分かるだろう。切り株が3本見えるが、実はこの土手の最後の3本の大木の切り株なのだ。もうこの川の上流でも下流でも何処を探しても大木は一本もない。
川がある年月を過ぎると、もう大木の役目を終えるのだろう。川沿いではないが、何時もの散歩コースの他の丘の斜面でも、大木は伐採されつつある。雪解時に根こそぎに倒れた大木を見ない年はないのだ。
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